海外では当たり前だったストレージ事業は、遅ればせながら日本国内でも徐々に利用されはじめています。特に大阪や東京、福岡などの主要都市において着実に成長し続けています。この流れは、都市部に収まらず全国各地へと広がりを見せております。
■ストレージ事業とは？
ストレージ事業とは、ストレージ、つまり貯蔵や保管などを目的とした収納スペース事業になります。一般的にストレージ事業と呼ばれているのが、トランクルームなどのサービスの提供です。トランクルームの在り方が、現在の日本人のライフスタイルにマッチングし始めている現れでもあります。
日本人は、少子高齢化が非常に深刻な問題になってきていますが、他にも核家族化など昭和の時代の日本人の在り方とは大きくかけ離れてきています。マイホーム、マイカーなどを買わずに生活している方も増えてきており、従来のサービスでは対応できない部分も増えてきております。トランクルームは、核家族だけでマンションなどで生活するご家族の場合には、どうしても収納が不足しています。例えばシーズンで使用する冬服であったり、スノーボードなどは季節にならないと使用しません。そういったアイテムをトランクルームに収納することによって、より家を広く使用することができるのです。
■トランクルーム事業で最も業績を上げている企業
トランクルーム事業で最も業績を上げている企業と言えば、やはりエリアリンクになります。エリアリンクは、1995年に設立とこの規模の企業としては比較的新しい企業になっておりますが、まだ日本国内では一般的ではなかったトランクルーム事業の「ハローコンテナ」を、1999年の3月には事業開始している時代を読む目を持ち合わせている企業です。
エリアリンクの業績は、右肩上がりで上昇しています。トランクルーム事業が完全に軌道に乗った2014年の売上高が181,200,000,000円から2018年の288,280,000,000円と100,000,000,000以上も売る上げを伸ばしております。また、営業委利益なども22,350,000,000円から27,820,000,000円に伸びております。企業の業績から見ても非常に安定した売り上げを上げている企業であると言えます。
■エリアリンクの人気サービス
エリアリンクは、ハローコンテナ以外にも様々な事業を手掛けており、そのいずれもが大ヒットになっております。例えば、底地を購入し権利関係の調整を行う土地権利整備事業や立地のよいオフィスビルや店舗ビルを購入した後にリノベーションを行い付加価値を付けて不動産価値を高めるアセット事業、最近都市部に多くの需要が見込める貸し会議室事業、企業したい方の後押しになるレンタルオフィス事業、ウィークリーマンション事業、バイク専用の室内型駐輪場事業など様々な事業を手掛けております。
また、事業所も東京だけでなく、大阪、名古屋まで広げています。これからもどんどんとストレージ事業の需要は増え続けていると推測されますので、エリアリンクの業績などをチェックしながら投資に役立ててください。